加藤力之輔展

 

日程:2021年10月20日(水)〜11月1日(月)
※26日(火)休館
時間:AM11:00~PM5:00

加藤力之輔

1944年横浜に生まれる。1972年渡西。

スペイン国立プラド美術館にて4年間ティツィアーノを模写研究。マドリードの美術研究所で人体デッサンの修練でものの見方を学び続ける。スペイン・日本で発表。横浜市民ギャラリー、ギャラリートーシン、文藝春秋画廊、小川美術館、印象社ギャラリー(東京)、同時代ギャラリー(京都)、ギャラリーSUGATA(京都、東京)、ギャラリージタン館(鎌倉)等。2004年より覚園寺(鎌倉)、新善光寺(京都)、梅上山光明寺(東京)で異文化空間展開催。TVK神奈川、NHK日曜美術館に出演。現在もマドリード・京都で制作。

My way ~Part Ⅱ~

 

人生はめくって行くカレンダーのようなもの、あんなに暑かった夏も終りもう自然は葉を落して冬支度をはじめている…。

今回再び加藤力之輔展PartⅡをやらせていただくことになったのは、前回の会期中(7/21~8/2)にデルタ株が猛威をふるいだし連日東京での感染者が4,500人超えになり、緊急事態宣言のまっただ中、オリンピックの会期とも重なり加えて猛暑で熱中症で倒れるお客様も出て、DMはお出ししたものの東京方面のジタン館のお客様には落ち着いたら再開することをお約束して来館をお断りさせていただいた、苦渋の選択だった。そんな中なんとか少しでも皆様と繋がりたくって会場風景を動画配信させていただいたところ、仙台のお客様が一枚の絵に魅せられて現物を拝見したいのだがこの事態の中では叶わないので加藤先生の展覧会を仙台でしていただくことは出来ないだろうか?と提案して下さり、さっそくお知り合いの画廊にコンタクトを取って下さって思いもかけず仙台での展覧会が実現しそうだ…。緊急事態の中で一枚の絵の為に動いて下さったお客様の熱意と行動力には頭が下がる。そして、そんなにも人の心を惹きつけた作品の力に敬意を表したいと思う。

今迄誰も経験したことのない未曾有のコロナ渦の中で、世界中で人と人とが分断され多くの大切なものを失ったけれど、多くのものを学びもした。皆で協力して対策を考え社会の在り方さえも変えて来た、その変化の原動力は助け合いの心と思いやり。

ふと辛くなった時私の心の中で口ずさんでいる詩がある、それはジョンレノンの“Imagine”、ほら想像してごらん泣いてないで人は皆兄弟なんだ、想像してごらん独りではないよ皆で世界を分かちあうんだ、何時かあなたも仲間になって世界はきっとひとつになる、でも50年を経た今でもジョンレノンの思いはまだとどいていない…。今回のBGMはビートルズにしてみようと思う…。

御高覧くださいませ。

ジタン館 荒井緋美